半分を終えたエストリル12時間レースでは、トップを死守するYART Yamahaをライバルたちが猛追し、未だ、激しい戦いが続いている。

ポールポジションからのスタートの失敗やステップバーの破損など、マイナーなトラブルがあったものの、オーストリアのヤマハファクトリーチームは、トップでレースをリードし、カレル・ハニカ選手が、1分39秒904のファステストラップをマークするなど、非常に速いペースで周回を重ねている。

YART Yamahaのうしろでは、F.C.C. TSR Honda France、Suzuki Endurance Racing Team、Webike SRC Kawasaki France Trickstarが激しいバトルを繰り広げている。勝利を目指すこの4チームは、タイトル獲得の可能性を未だ握っている。しかし、このままでは、プレッシャーに耐え続けているSuzuki Endurance Racing Teamが、2019-2020年FIM世界耐久選手権のタイトルを獲得する可能性が高い。

また、エストリル12時間レースは、ブリヂストン(ヤマハ、ホンダ)、ダンロップ(スズキ)、ミシュラン(カワサキ)のタイヤ3メーカーによる壮絶な対抗戦も行われている。

プライベートチームの上位2チーム、Wójcik Racing TeamとVRD Igol Pierret Experiencesは、スーパーストッククラス最速マシンのMoto Ainの前で6位と7位を保持。何もなければ、Moto Ainが2シーズン連続のFIM世界耐久ワールドカップを獲得しそうだ。

3ART Best of Bike、LRPポーランド、Aviobikeが奮闘を続け、レース開始6時間後のトップ10ランキングに食い込んでいる。レーススタート直後からレースをリードしていたBMW Motorrad World Endurance Teamは、2時間経過したところで転倒を喫し、最下位まだ順位を落としたが、現在11位のところまで復帰、レースを盛り上げている。

JMA Motos Action BikeとNational Motosは、2人体制ながらトップ15入りを果たしている。

注目の2チームであったERC Endurance(ドゥカティ)とBolliger Team Switzerland(カワサキ)は、1時間と4時間あたりで、クラッシュ。リタイアを余儀なくされた。

2020エストリル12時間レース - レース開始6時間後の順位

情報提供元 [ FIM EWC ]

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