YART Yamahaは、エストリル12時間レースの2時間経過時点で、F.C.C. TSR Honda France、Webike SRC Kawasaki France Trickstar、そして、暫定チームランキング首位のSuzuki Endurance Racing Teamなどを抑え、トップに立った。

YART Yamahaがエストリルでトップを走っている。
スタートでトラブルに見舞われたものの、マービン・フリッツ選手は、すぐにトップ3まで浮上し、F.C.C. TSR Honda Franceのマイク・ディ・メリオ選手をパスして2位に浮上。その後、トップを走るBMW Motorrad World Endurance Teamのピーター・ヒックマン選手の転倒で、トップに立った。

BMW Motorrad World Endurance Teamのマーカス・ライターバーガー選手が1分39秒923というファステストラップを記録し、序盤から快調なペースでレースの主導権を握っていった。

最初の給油ストップでミシュランタイヤを交換せず、一回目のライダー交代を順調に行ったデビッド・チェカ選手がWebike SRC Kawasaki France Trickstarを4位に浮上させた。
カワサキのチームは、スタート時に安全策をとっていたSuzuki Endurance Racing Teamと激しいバトルを繰り広げた。

スタートグリッド上位5位以内のチームとレース開始8時間後の10位以内のチームに与えられるボーナスポイントと優勝者に与えられる52.5ポイントを考慮すると、Suzuki Endurance Racing Teamが世界タイトル獲得の可能性を維持するためには上位5位以内でゴールする必要がある。

また、レース開始15分、トップ5に入っていたDucati ERC Enduranceのルイ・ロッシ選手が転倒。
タイヤのパンクが転倒の原因とみられ、ERC Enduranceは、リタイアを余儀なくされた。

エストリル12時間レース - レース2時間後のランキング

エストリル12時間レースライブタイミング

情報提供元 [ FIM EWC ]

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