ポーランドのチーム、Wójcik Racing Team は、ポルトガルスーパーバイク選手権に参戦し、エストリル24時間レースへの弾みとなる機会を得た。
リスボン近郊のエストリル・サーキットで行われた別のレースで、ブロック・パークス選手とシェリダン・モライス選手が表彰台に上がった。
現在、暫定チームランキング6位に着けているWójcik Racing Teamは、2020年9月26日(土)に開催されるエストリル12時間レースに向けて準備を進めている。
この向上心旺盛なチームは、 プライベートチームのトップの座を維持しながら、 現在ファクトリーチームが独占するトップ5の一角に入ることも目論んでいる。
Wójcik Racing Teamは、新たに加わったエストリル・サーキットでの最終戦(エストリル・サーキットで世界耐久選手権レースが開催されるのは2000年以来)に向け、秘策を使用し、ライバルたちよりも1歩先行した。
9月19日と20日、Wójcik Racing Teamは、エストリルで開催された第5戦ポルトガル・スプリント選手権に参戦し、ブロック選手とシェリダン選手が駆る2台のヤマハR1がスーパーバイクレースで活躍した。
土曜日に行われた第1レースでは、ブロック選手が、シェリダン選手と2018年、2019年のポルトガルスーパーバイクチャンピオンのイヴォ・ロペス選手を抑えて優勝。
日曜日の第2レースでは、最終的にはイボ選手にトップを明け渡したものの、シェリダン選手が終始、レースをリードした。ブロック選手は、3位を獲得、表彰台に上った。
Wójcik Racing Teamのこの週末の挑戦は、9月23日の練習走行でエストリル・サーキットを初めて走行するライバル達よりも、僅かではあるがアドバンテージを与えただろう。
©Photo Hellofoto
情報提供元 [ FIM EWC ]
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