VRD Igol Pierret Experiencesは、8月下旬に開催されたルマン24時間レースにおいて、プライベートチームの最上位でゴールし、安定した走りを見せた。
ヤマハマシンを使用するフランスのチーム、VRD Igol Pierret Experiencesは、優勝を目指す一方で、次のレースに向けて学習を続けていくことに重きをおいている。
VRD Igol Pierret Experiencesは、フロリアン・アルト選手、フロリアン・マリノ選手、ニコ・テロール選手の3人にヤマハマシン「333」を託す。
2018-2019シーズンからEWCクラスに参戦を開始したVRD Igol Pierret Experiencesは、着実にトップチームの仲間入りを果たしてきた。
2016-2017年のFIMスーパーストック・ワールドカップに続き、VRD Igol Pierret Experiencesは、優勝候補たちのすぐ背後に彼らの居場所を作ることは、彼らにとってそんなに難しいことではなかったようだ。
2019年のボルドールでは5位、2020年のルマン24時間レースでも再び5位に入賞したことにより、今シーズンでは、ファクトリーチームたちとトップ5の座を争う立場になった。
VRD Igol Pierret Experiencesは、9月26日にポルトガルで開催されるシーズン最終戦、エストリル12時間レースで十分注目に値するプライベートチームの1つであることは間違いない。
VRD Igol Pierret Experiencesは、Wójcik Racing Teamと3ART Best of Bikeとプライベートチームトップの座を争いながら、さらなる高みを目指している。
「われわれは過去17年間、常に高い順位を狙って戦ってきた。」とヤニック・ルコット監督はこう語る。
「だけど、正直なところ、それは重要なことではないんだよ。
われわれは、ただ個人や私欲の集まりではないんだ。われわれの目標は、個人の力を集約することによって、学習を続け、われわれの道を進み続けることなんだ。」
その理念に基づき、ヤニック監督は、エストリルにおいて、チームのヤマハマシン「333」を、ルマン24時間レースと同じライダートリオに、引き続き託すことを決定した。
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情報提供元 [ FIM EWC ]