WEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE TRICKSTAR TEAMのライダートリオ、ジェレミー・ガルノニ選手、エルワン・ニゴン選手、デビッド・チェカ選手は、チャンピオンナンバー「1」を付けたKAWASAKI Ninja ZX-10 RRに乗り、ルマン24時間レースで2位を獲得した。

上位入賞の常連チームであるWEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE TRICKSTAR TEAMは、シーズン中にもかかわらず、ミシュランタイヤとトリックスターのエキゾーストシステムを新たに採用、共に完璧なパフォーマンスと信頼性を遺憾なく発揮した。

ルマン24時間レースは、通常、約7万人の観客がスタンドやグランドを埋め尽くすが、今年のレースは、無観客という異例な雰囲気の中、29日(土)正午(中央ヨーロッパ夏時間、以下:CEST)にスタートした。

しかし、我々のチームやライダーは、モチベーションを下げることなくレースに挑み、Kawasaki Ninja ZX-10RR #1に乗る第一ライダーのエルワン選手が好スタートを決めた。序盤から2つポジションを上げたエルワン選手は、慎重なライディングに徹し、エースライダーのデビッド選手にマシンを繋いだ。

15:00(CEST)、予報通り、雨が降ってきた。経験豊富なエルワン選手、デビッド選手、ジェレミー選手は、ウエットコンディションの中でも、ベストを尽くす。ミシュランタイヤのグリップ力と総合性能に安心したライダーたちは、着実に順位を上げ、2番手を走行。午後になってもKAWASAKI#1は順調で、燃料チャージが終わると、2位と3位を行き来し、ピットストップでは、テクニカルチームがいつものように完璧な仕事を披露した。

レース中盤、SRCチームのベルナール・ルクール(通称:バーニー)はこう話す。
「僕たちは、まだミシュランタイヤについて学んでいるところで、よくはなってきているんだ。例えば、最適な空気圧とかね。リアタイヤ交換については、少し慎重になっているんだけど、計画に沿って行っているよ。ブレーキキャリパーとパッドは、予定通り、交換が必要だったんだ。」

小さなアクシデントで、2位から後退したものの、デビッド選手、エルワン選手、ジェレミー選手の3人は、その速さ、安定性、耐久性に優れたライダーとしての資質を十分に生かし、諦めずにレースに臨んだ。

30日の10:15(CEST)、3人の努力が報われ、チームは2位の座を奪い返し、3位に1周差をつけて見事な2位でレースを締めくくった。チェッカーフラッグが降られた時のことを、最終ライダーを務めたジェレミー選手はこう語った。

「正直言って、逆転への気持ちは、すこし弱くなってきていたんだ。でも、なんとか逆転することができた。この結果はラッキーだったと思っているし、通常にいっていたら、勝てなかったかもしれないね。ミシュランタイヤは、とても高性能なんだけれど、セットアップの面ではゼロからのスタートだった。明らかにライディング不足だったね。大体は煮詰まってきているけど、勝利への道を取り戻すためには、まだ微調整をしないといけないね。昨年のように今回は優勝できなかったけど、チーム全体としてはいい勝利だと思っているんだ。チームは世界選手権で好成績を収めているわけだし、それが一番重要なことだからね。チームメイトのエルワンとデビッドには心から感謝しているんだ。来月のポルトガルのエストリルでのレースが待ち遠しいよ。」

おすすめの記事