WÓJCIK RACING TEAM、EWCダンロップ・インディペンデント・トロフィーを制す

2019年の開幕戦のボルドールと同様、ポーランドのチーム、Wójcik Racing Teamが、ルマン24時間レースでもEWCダンロップ・インディペンデント・トロフィーを獲得した。Wójcik Racing Teamは、No Limits Motor TeamとJMA Motos Action Bikeを抑え、7位でフィニッシュし、EWCダンロップ・インディペンデント・トロフィーの勝者に授与される賞金7,000ユーロを手にした。

Wójcik Racing Teamは、このシーズン、好調をキープしている。予測不可能なコースコンディションで開催された今回のルマン24時間レースでは、ジノ・レイ選手、アクセル・モーリン選手、ブロック・パークス選手がヤマハマシンに乗って、総合7位でフィニッシュ。EWCダンロップ・インディペンデント・トロフィーを争うチームの中で優勝し、優勝賞金7,000ユーロを獲得した。

ルカ・スカッサ選手、クリストファー・ケンマー選手、ルカ・ヴィターリ選手を擁するイタリアのチーム、No Limits Motor Teamも、ライダーたちの活躍により素晴らしい走りを見せ、9位でゴール。同時に、EWCダンロップ・インディペンデント・トロフィーで2位を獲得、スーパーストッククラスでも2位に入賞し、EWCダンロップ・インディペンデント・トロフィーの賞金6,000ユーロを獲得した。

スーパーストッククラスに参戦するフランスのチーム、JMA Motos Action Bikeは、EWCダンロップ・インディペンデント・トロフィーで初めて表彰台に立った。JMA Motos Action Bikeは、ギヨム・モンテスーツ選手、グレゴリー・オルティス選手、ジュリアン・ボネ選手の3名でクラス総合5位を獲得し、これまでで最高の成績を収めた。彼らの2020ルマン24時間レースでの活躍が、EWCダンロップ・インディペンデント・トロフィーの賞金5,000ユーロをたぐり寄せた。

ダンロップタイヤを使用している他の9つのプライベートチームも、ルマン24時間レースで賞を獲得した。EWCダンロップ・インディペンデント・トロフィーで4位から12位にランクインしたチームには、4,000ユーロから900ユーロまでの賞金が贈られた。

EWCダンロップ・インディペンデント・トロフィーは、FIM EWCのプロモーターであるEurosport EventsとFIM世界耐久選手権の各レースの主催者、タイヤメーカーのダンロップにより、5年連続で開催されているもので、コンストラクターから直接サポートを受けていないダンロップタイヤを使用しているプライベートチームを支援するものだ。2019-2020シーズン、2つの24時間レースでの賞金は、1万ユーロ増額され、ダンロップタイヤを使用するプライベートチームを支援するための賞金総額は、14万ユーロとなった。

2020年ルマン24時間レース – EWCダンロップ・インディペンデント・トロフィーランキング

情報提供元 [ FIM EWC ]