ブガッティ・サーキットでフリー走行が行われ、第43回目ルマン24時間レースが幕を開けた。初日のフリー走行では、YART Yamahaが、F.C.C. TSR Honda FranceとBMW Motorrad World Endurance Teamを抑え、トップタイムを記録した。

ニッコロ・カネパ選手は、初日のフリー走行で1分36秒879のトップタイムを記録するなど、2019年12月に行われたセパン8時間レースの優勝から引き続き、絶好調をキープしているようだ。

YART Yamaha(カレル・ハニカ選手、マービン・フリッツ選手、ニッコロ・カネパ選手)は1分37秒259を記録したF.C.C. TSR Honda France(ジョシュ・フック選手、フレディ・フォーレイ選手、マイク・ディ・メリオ選手)、BMW Motorrad World Endurance Team(ケニー・フォレイ選手、イルヤ・ミハルチク選手、マーカス・ライターバーガー選手)の1分37秒542を抑え、トップに立った。

Suzuki Endurance Racing Team(エティエンヌ・マッソン選手、グレッグ・ブラック選手、ザビエル・シメオン選手)とドゥカティファクトリーチームのERC Enduranceも同様のタイムを記録し、ファクトリーチームがフリー走行1回目のトップ5を占める形となった。

Webike SRC Kawasaki France Trickstarは、1分38秒364で9番手。ファクトリーチームのうちWebike SRC Kawasaki France Trickstaだけがトップ集団に入ることができなかった。しかし、Webike SRC Kawasaki France Trickstarは、新たに装着したミシュランタイヤをZX-10RRにあわせて微調整中。ディフェンディングチャンピオンに心配はいらない。

ファクトリーチームに挑むプライベートチームの中で、Wójcik Racing Teamが6位、3ART Best of BikeとNational MotosとTati Team Beaujolais Racingが10位を獲得し、トップ10入りを果たした。

スーパーストッククラスでは、FIM耐久ワールドカップの争奪戦が繰り広げられていた。
このフリー走行では、BMRT 3D Maxxess Neversが、Team Moto Ain、GERT56 by GS Yuasa、RAC41 ChromeBurnerに打ち勝った。

公式予選1回目は、8月27日17:00(CEST)から、公式予選2回目は、28日13:00(CEST)から行われる。

ルマン24時間レース2020 - 公式フリー走行1

情報提供元 [ FIM EWC ]

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