8月26日(水)午後、世界耐久選手権は、ルマン24時間レースの最初のプライベート走行テストを行うため、ブガッティ・サーキットに戻って来た。

26日、ルマン24時間レースの参戦チームは、初回となる数周を周回するため、午後遅くに解放されたブガッティ・サーキットのコース上に現れた。

フリー走行のプライベートセッションでは、各チームの体制、準備、熱意などが明らかになった。

すでにファクトリーチーム勢がリードしている。Suzuki Endurance Racing Team、BMW Motorrad World Endurance Team、YART Yamaha、Webike SRC Kawasaki France Trickstar、F.C.C. TSR Honda France、ERC Enduranceの各チームはすでに臨戦態勢に入っている。

27日(木)の公式テストでのタイムシートが各選手の優勝への意気込みを示してくれるだろう。そして、午後の第1公式予選から、いよいよ本格的な戦いが始まる。

第43回となるこのレースは、これまでのルマン24時間レースとは異なる。今回のレースは、新型コロナウィルスの影響により無観客開催となり、8月29日(土)正午(中央ヨーロッパ夏時間、日本時間:同日19:00)にスターティングフラッグが振られることとなった。スタートの旗を振るのは、世界耐久選手権の重鎮、元Suzuki Endurance Racing Teamの監督、ドミニク・メリアン氏だ。

しかし、同じく耐久レース界の大御所、Webike SRC Kawasaki France Trickstarのジル・スタフラー監督は欠席となる。ジル監督は、現在、心臓発作から回復するためのリハビリに励んでいる最中だ。Eurosport Events一同、ジル監督の一日も早い回復を心より祈っている。

ルマン24時間レース - 最終暫定エントリーリスト

情報提供元 [ FIM EWC ]

関連キーワード
おすすめの記事