2018-2019FIM世界耐久選手権のスーパーストッククラスで優勝したフランスのチーム、Moto Ainは、2016−2017年にFIM EWCに参加して以来、「96」という数字に恥じない戦いを繰り広げて来た。ピエール・シャピュイ監督率いるMoto Ainは、最初から「96」を選んでいた訳ではない。しかし、今では、「96」は、彼らのトレードマークとなっている。
レースの世界では、「96」は、Moto Ainのヤマハマシンのものとして定着している。それは、このマシンが常に上位を走っているからこそ、より顕著に表れているのだ。Moto Ainは、2018-2019FIM世界耐久選手権のスーパーストッククラスで優勝し、2019−2020シーズンも初戦となるボルドール、そして2019年末に行われたセパン8耐の2戦共にスーパーストッククラス優勝に輝き、現在、スーパーストッククラスの単独首位に立っている。
しかし、4年前にチームがFIM EWCに参戦した時、Moto Ainが選んだ数字は「96」ではなかった。「実は「99」が僕のラッキーナンバーなんだよ。」 と、Moto Ainのピエール・シャピュイ監督は語る。「ホルヘ・ロレンソのファンではあるけど、僕の誕生日が12月9日というのが理由なんだ!でも、「99」は、2016-2017シーズンの開幕時、すでに他のチームが使っていたから、2つ目の9をひっくり返して「96」にして使っているんだ。 その後、「99」が使えるようになったけど、僕たちは「96」を使い続けると決めて、それが今では僕たちのトレードマークとなってくれているよ。」
情報提供元 [ FIM EWC ]
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