フランスのストライキによるマレーシアからの空輸便の大幅な遅延が解消され、ジル・スタフラー監督が率いるスタッフたちは、さらなる遅延なく、仕事に戻ることができた。

評価と展望
とても厳しかった今年の冬の間、WEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE TRICKSTARのマシン、KAWASAKI ZX-10 RRのシャーシに変更が加えられ、その結果、SRCの3人のライダー達(デビッド・チェカ選手、ジェレミー・ガルノニ選手、エルワン・ニゴン選手)の走りは、さらにシャープさを増した。

2018-2019年シーズンの様に、ルマン24時間レースでは、優勝することがWEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE TRICKSTARの唯一の目標だ。ライムグリーンのスポンサーであり、オフィシャルサプライヤーでもあるピレリの招待により、チームはバレンシアとアルカラスに赴き、次戦用のタイヤ開発に協力した。

ジル・スタフラー監督は次のように語る。
「2月21日と22日に行ったバレンシアでのテスト走行では、ライダー達の冬季の体調管理には、本当に恐れ入ったよ。全員のラップタイムが大幅に更新するという結果がすぐに出たからね。エルワン、ジェレミー、デビッドの3人全員がラップタイム差を1秒以内に縮めてきたから、非常によく統率されたライダー達だと言える。

カステレットトラックでしらべたら、ポール・リカール・サーキットが出てきました。ポール・リカールの方が有名だと思いますので、こちらを使用しました(自分にとってはポールリカルドだけど、調べたらりかーるの方が多かったので)。ここでも雨に見舞われてしまった。しかし、何とか3500kmの走行テストをこなし、われわれのミッションを終了することができた。

アルカラス・サーキットでは、初日に雨に見舞われてしまったが、むしろありがたかった。なぜなら、ルマン24時間は大概ウェットコンディションでのレースになる、という点で、ピレリの新しいレインタイヤを実際に試すことができ、とても満足のいく結果を得られたからね。

その翌日には、太陽は出たけれど、走行に支障をきたすような風が吹き荒れていたんだ。もっとテストしたかったというのが本音だね。

次への一歩
スペインから帰国したら、たくさんのやることが残っている。なぜなら、FIMが技術規則の大きな変更を行ったので、それに適合させるため、リア周りを改めて設計しなおさないといけないんだ。

3月31日-4月1日の「Pre-Mans」テストで、ライバル達に会うことになるので、その時、本当に「われわれは帰ってきた」という雰囲気になるだろうね。」

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