ベルギー人の元MotoGPライダー、ザビエル・シメオン選手は、次戦、4月18日・19日にルマンで開催されるFIM EWC ルマン24時間レースに、SUZUKI ENDURANCE RACING TEAM(SERT)から参戦することとなった。ザビエル選手は現在EWCランキングトップで、スズキのファクトリーチームでもあるSERTでエティエンヌ・マッソン選手とグレッグ・ブラック選手とチームを組むことになる。

数ヶ月前、ヴィンセント・フィリップ選手がレースからの引退を表明しており、結果的にSERTのライダーシートに1つ空席ができることとなった。そこで、チームを運営するスズキフランスとSERTの新マネージャーであるダミアン・ソルニエは、フランス人ライダー、エティエンヌ選手とグレッグ選手のチームメイトとして、ベルギー人ライダーのザビエル選手を指名した。

2019年9月に行われたボルドール24時間耐久での優勝と12月のセパン8耐での5位という結果により、SERTは2019-2020 FIM EWCのチームランキングで暫定首位に立っている。SERTは、これまで15度の世界チャンピオンを獲得してきたが、最後にタイトルを獲得したのは2016年のことになる。

そこで、再びスズキを世界の頂点に返り咲かせるべく、ザビエル選手に白羽の矢が立ったというわけだ。ザビエル選手は2019年、VRD Igol Pierret Experiences Yamahaに在籍中、すぐに頭角を現し、パドック内では、最も速い10人のライダーのうちの1人とされていた。

2009年、スーパーストック1000ワールドカップでチャンピオンを獲得した後、2010年から2017年までMoto2の最前線で活躍、2018年にはMotoGPに昇格した。また、2008年のルマン24時間レースで、SERTの代役ライダーとしてEWCに参戦した経験もある。

ザビエル・シメオン選手(SERT)のコメント

「2008年の時点では、自分が耐久レースに参戦するということは全く想像していませんでした。当時、自分はSuzuki Alstareでスーパーストックのライダーだったが、当時のドミニク・メリアン監督からルマンとボルドールで4人目のライダーとしてEWCに参戦することを提案されました。私は彼の提案を受け入れました。なぜならSERTは常に私にとって特別なチームであり、伝統的な耐久レースチームであるからです。私の父も昔所属していましたしね。SERTは、耐久レースの歴史を作ってきましたが、チームに対する現在の私の取り組みは全く異なります。ダミアン監督とスズキフランスからお誘いを受けた時、私は喜んで応じました。SERTはトップチームでしたし、彼らと一緒にレースできるということは、私にとっても素晴らしいチャンスになると思いました。速さではチームに貢献できると思いますが、チームメイトの2人も同じくらい速いし、経験が私よりも豊富です。なので私は、耐久レースに勝つためのレース運びというものを学ばなければなりません。」

ダミアン・ソルニエ チームマネージャー(SERT)のコメント

「ザビエル選手のMoto2、MotoGPでのレース経験は、我々チームに新たな刺激を与えてくれるでしょう。彼のバイク分析能力と、ダンロップでの開発ライダーとしての経験も、2つのプラスのポイントです。また、彼はエティエンヌやグレッグのこともよく知っているので、これからのレースが非常に楽しみです。」

SUZUKI ENDURANCE RACING TEAMの新しいライダートリオは、2020年2月中旬にスペインで行われる最初のテストで初披露となる。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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