50チーム、20カ国から150人近くのライダーが、初開催イベントのスタートに並ぶと見られている。12月14日土曜日、マレーシアで行われるセパン8時間について、鍵となるポイントを数字で見てみよう。
カレンダーに史上初のウィンターラウンドが加わることで、FIM世界耐久選手権には新たな側面が生まれることになる。初開催のセパン8時間は、もう一つの初開催イベント、レース・オブ・マレーシアの一環として開催される。FIA WTCR OSCAROとFIM EWCを同一週末に開催、アジア初の、4輪と2珍のダブルヘッダーイベントだ。
13カ国から50チーム
12月14日土曜日、セパン・インターナショナルサーキットのスターティンググリッドには、50チームが並ぶと見られている。その中には、FIM EWCに参戦する36チーム、2020年鈴鹿8時間の参戦権獲得を目指すアジアの12チーム(日本、マレーシア)、ヨーロッパの2チームが含まれ、全く新しいレースに挑む。これらのチームは、13カ国から集まる。31チームがFIM EWCのフォーミュラEWCクラスを戦い、19チームはFIM耐久ワールドカップのスーパーストッククラスで争う。
女性ライダー3人、20カ国から150人近くのライダー
チームにつき3人のライダー(2ライダーのラインナップを組む一握りのチームを除く)、150人近くのライダーが、セパンのサーキットに臨む。リストに並ぶライダーは20カ国から集まっており、女性も3人含まれている。フランス出身のアマンディーヌ・クレウソは、チーム202のヤマハに、日本の平野ルナは、Transmap Racing with Ace Cafeのスズキに乗る。ドイツのルーシー・グロックナーはGERT56 by GS YuasaのBMWで、果敢なライディング姿を披露することだろう。
7 マニュファクチャラーが集結
日本の4大マニュファクチャラーはもちろん、ワークスチームを投入してくる。ワークス支援を受けるチームは、Webike SRC カワサキ・フランス、スズキ・エンデューランス・レーシング・チーム、F.C.C. TSR ホンダ・フランス、YART ヤマハ、ヤマハ・セパン・レーシングなど。ドイツの最上級ブランドは、フルワークスチームとして、BMW モトラッド・ワールド・エンデューランスチームをエントリー。アプリリアは、長年ドゥカティで参戦した後、2016年からRSV4で参戦を続けるチームスガイレーシングジャパンを走らせる。一方のドゥカティは、セパンではHertrampf Racing EnduranceからパニガールV4Rをセパンのスターティンググリッドに送り込む。
情報提供元 [ FIM EWC ]