マレーシアのセパン8時間でスタートを迎えるチームの中でも、優勝候補の一躍に挙がるHonda Asia Dream Racing with Showa。アジア中の才能を集結させた、このチームに迫る。

当初はHonda Team Asiaの名を冠していたこの日本のチームは、アジア中からライダーやテクニカルスタッフを起用することを目指して2012年に創設された。翌2013年には、鈴鹿8時間で6位フィニッシュを飾ったHonda Team Asia。その時のライダーには、現在チームマネージャーを務める元モトGPライダーの玉田誠も含まれていた。

Honda Asia Dream Racing with Showa はレギュラーで鈴鹿8時間に参戦しており、今年は総合11位、2018年は7位でフィニッシュしている。また、アジア・ロードレース選手権でも首位に立っている。2016年からナンバー1レーサーを務めるマレーシアのライダー、ザクワン・ザイディは、今シーズンのAPRCスーパーバイクで3位につけており、11月下旬に最終戦を控えている。

Honda Asia Dream Racing with Showa は、セパン8時間ではザクワン・ザイディ、スペインでCEV モト2に参戦しているインドネシアのアンディ・ファリド・イズディハール、タイのモト2世界選手権ライダー、ソムキアット・チャントラの布陣で臨む。

チームの#88ホンダは、12月11日(水)、セパン・インターナショナルサーキットで行われる1回目のフリー走行から注目必至だ。

情報提供元 [ FIM EWC ]

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