2019年12月14日と15日に、マレーシアでダブルヘッダーのレース(セパン8時間/FIA WTCRフィナーレ)に参戦することが決まったハフィス・シャーリンは、二輪と四輪の両方でのレースに向けて気持ちを高めている。
マレーシアのシャーリンは、モトGPのレースの合間を縫って、12月中旬に母国にあるセパンのサーキットで開催されるビッグイベントについて語った。ハフィス・シャーリンは2017年の鈴鹿8時間でTeam Kagayamaから初めての耐久レースに挑んでいる。
シャーリンは12月14日土曜日のセパン8時間でグリッドに並んだ後、12月15日日曜日にはFIA WTCR/Oscaroのシーズンフィナーレでマシンに乗り込む。
「バイクと車の選手権イベントを合わせて開催することは、セパンにもマレーシアのモータースポーツにとってもいいことだ。自分が懸念しているのは、かなりのチャレンジになるということ。土曜日は初めてセパン8時間でのレースに挑むからだ。エネルギーがたくさん必要だろう。2017年に鈴鹿8時間を経験しているし、マレーシアでもレースをしたことがある。気候は日本と似ていて、暑くて湿度が高い。初めての鈴鹿の時以上に強くなれるようトレーニングを積んでいく。今回、自分がレースのために何が必要なのかは分かっている」と語る。
「鈴鹿8時間での一番の思い出は、トップ10トライアルを戦ったこと。1人でコースに出てラップタイムを刻む。いいレースをしていたが、残念ながら電子系にトラブルを抱えた。修復することはできたが、17位でのフィニッシュとなりとても残念だった。2度目の8時間レースでは、もっといい戦いができることを願っている。また、加賀山就臣とレースがしたい。一緒に、いいリザルトを出すことができると思う」
ハフィス・シャーリンは、カーレースでは異なるアプローチを取る。
「アンドレア・ドビツィオーゾやバレンティノ・ロッシのように、カーレースに挑むのは興味深い。素晴らしいリザルトを出せるとは思っていないが、ベストを尽くす。11月にはテストもある。楽しんでいきたい」