何より大切なのが点火回路の理解。なんですが……。
旧車に多いポンイト制御式の点火回路。不調の原因と呼ばれることが多い
ポイント制御式だが、実は、点火回路を理解していれば、トラブルに陥ってもすぐさまリカバーできることも忘れてはいけない。
それと同時に覚えておきたいのがポイントとコンデンサが不調になると、どんな症状になるのか?
GSX-R1000譲りの水冷4気筒エンジンを、ストリートファイター風デザインの車体に搭載したGSX-S1000。
アップハンドルのポジションは街中やツーリングで快適ですが、いざスロットルを大きく開ければ10000rpmで最高出力109kwを発生するエンジンが本領を発揮します。
6000kmごとのオイル交換と1万8000kmごとのオイルフィルター交換で、高性能エンジンを快調に楽しもう。
バイクの可動部分にはエンジンでも車体でも、オイルやグリスが切れて動きが渋くなったりロックするような最悪の状況になる前に、適切な潤滑が必要です。
足周りのグリスアップポイントのうち、ホイールやステムベアリングを気にするユーザーは多いですが、スイングアームやリアブレーキのピボットは意外に忘れがちです。
しかしリアタイヤのストローク感やリアブレーキのコントロール性にとって重要なポイントなので、忘れずにメンテナンスしておきましょう。
ブレーキマスターシリンダー内部のピストンは、レバーやペダルに加えた力に比例したフルードを押し出すための重要な部品です。
ピストン本体とゴム製のカップシールのどちらかが傷めば作動不良やフルード漏れなどのトラブルにつながるため修理が必要。
ピストンを抜くにはCクリップを外しますが、ここで足の長いサークリッププライヤーがあれば、作業が一段とはかどります。
ブレーキパーツ再生は、ガンコート塗装でリフレッシュ!!
ブレーキフルードの強い吸湿性がおおきな原因になり、アルミ部品が腐食し、ペイントがポロポロ剥げてしまうことが多い旧車のブレーキ部品。
そんな神経質な部品でも脱脂乾燥した後にガンコートペイントすれば、驚ろくほど「強靱」かつ「頑強」な耐溶剤性抜群の皮膜を得ることができる!!
熱とバイクのメンテは切っても切れない関係。
固着したネジを外すためにはバーナーなどで熱を加えるし、バイクから発生する熱に耐える塗装といえば熱処理必須のガンコート。
そんな熱を効率よく安全に扱える乾燥機があると、メンテやカスタムの幅は大きく広がります。
今回はそんな乾燥機のお話です。
ブレーキと油分といえば犬猿の仲ですが、潤滑が必要な部分もあります。
ブレーキレバーのピボットボルトは、スムーズにレバーを作動させるためにも軸部へのグリスアップが必要です。
油分が切れたままではレバータッチが悪化して、ピボットやレバーの摩耗が進行するなどの不具合が発生するので、定期的にグリスアップを行いましょう。
路面からのショックを受け止め、コーナリングでも重要なサスペンションは、スプリングとダンパーという2つの機能によって成立します。
このうち衝撃を吸収するダンパーにとって、フォークオイルは不可欠な要素です。
フォークオイルの量が減ったり粘度が保たれなければ、ダンパー性能が低下してサスペンションのストローク感やコーナリング時に違和感が出るようになるので、走行1万kmごと、または1年に1度ぐらいの間隔で交換してスポーティな乗り心地を維持しましょう。
気が付いた時にはフロントフォークからオイルから漏れ……。ブレーキディスクやキャリパーにフォークオイルが流れて付着すると、ブレーキ性能は著しく低下する。
そんなオイルシールは即交換したいが、交換時には周辺パーツにダメージを与えないように、十分な配慮や注意が必要だ。
さぁ、オイルシール交換にチャレンジ!!
最近では電気式を採用するモデルも多いですが、原付からビッグバイクに至るまで、金属製のケーブルによってタイヤの回転をスピードメーターに伝達しているバイクもたくさん存在します。
ケーブル内部の錆びや潤滑不良はメーターのスムーズな動きを妨げたり、ケーブル切断の原因にもなるため、定期的な洗浄と注油を行うことが有効です。
屋外保管のバイクでは、ケーブル内部に雨水が浸入することも意外に多いので注意が必要です。