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投稿者:

nemo-T

2019年05月10日

ピレリの最強ハイグリップタイヤスーパーコルサV3をレースで使ってみた!

溝ありサーキット用ハイグリップタイヤとして大人気だったピレリのスーパーコルサV2(SC)。

今年デビューしたスーパーコルサV3(SC)は果たしてV2からどのように進化したのか。

今回はレース参戦中のウェビックスタッフが実際にレースで使用した生のインプレッションをお届け!

 

インプレッション条件

場所:筑波サーキット 2000

参戦レース:筑波ツーリスト・トロフィー

参戦クラス:MIP

リザルト:予選1位・決勝クラス優勝(総合3位)

ベストタイム:1’00.947

車両:BMW S1000RR

タイヤスペック:SC1

日付:2019年4月20日

天候:晴れ

気温:20度

路面:ドライ

タイヤ内圧(温感)

・フロント 2.2kpa

・リア 1.9kpa

 

スーパーコルサとは

スパコルことスーパーコルサはワールドスーパーバイク選手権に参戦している最新バイクが最速ラップを刻むために開発された『溝付きレーシングタイヤ』です。

その圧倒的な性能から『履くだけでラップタイムが削れる』と日本全国の草レースでも圧倒的な支持を集めています。

海外のハイエンドスーパースポーツにも純正装着されることがあり、今回紹介するV3も当初はドカティのPanigale V4純正としてデビューしました。

 

 

スーパーコルサ進化の歴史

こんなタイヤもありましたDRAGON SUPERCORSA PRO

 

スーパーコルサSPとSCの違いについて

スーパーコルサを選ぶ上で初めてのライダーが必ずぶつかる問題SPとSCの違い。

全く同じ外見ですが活躍できるフィールドが異なります。

簡単に説明するとFIM規格にのっとった溝付きレーシングタイヤがスーパーコルサSCで、

SCを公道向けに使いやすくしたのハイグリップタイヤがスーパーコルサSPとなります。

というわけで公道メインで走られる方にはSPのほうがオススメですね!

 

POINT

SP→一般公道での使用を前提とした究極のレーシングレプリカタイヤ。

SC→サーキットで戦うための溝付きレーシングタイヤ(※公道走行可能です)

 

今回インプレションするタイヤはサーキット向けのSCになります。

 

V2からV3への進化

左がV2、右がV3。そっくりですがよく見ると溝の角度と長さが違う。

 

向かうところ敵なしといった印象のスーパーコルサV2ですが、V3になってさらに進化しました!

まず、新組成のコンパウンドの採用でタダでさえ強力だったグリップがさらに強化されました。

溝のデザインですが、一見するとV2との違いは判りませんが、実はスーパーコルサのアイデンティティの

イナズマ模様の「フラッシュデザイン」がショルダー部のスリックエリアまで伸びています。

これによりグルーブが温度依存を減らし、素早いタイヤウォームアップと高荷重を受け止めて、前へ進める実用的なグリップ性能になっています。

グリップは向上しているもののハンドリングが重くなることはないといういいとこしかないタイヤに仕上がっています

 

スパコルV3をレースで使ってみた感想を優勝ライダーに聞いてみた

言葉でなんと言おうと皆さんが一番知りたいのは実際に使った感想ですよね?

というわけで今回は先日開催された筑波ツーリストトロフィーのMIPクラス(大型外車クラス。ライバルはV4パニガーレとか)で、

クラス優勝、総合3位に輝いた松永選手に実際にレースで使用した感想をレポートしてもらいました!

筑波ツーリストトロフィーについて詳しくはこちら

 

視線で曲がれる感は健在!

V2から約6年ぶりのモデルチェンジとなるV3。従来のV2同様、タイヤを潰して曲がる技術がそれほどなくても

ブレーキに気を付ければ、勝手に潰れて曲がってくれるような感覚がある魔法のようなタイヤです。

その結果いわゆる“向き変え”が楽になって、まさに見ている方向にバイクが曲がっていく感じになります。

履いてみての感想ですが、まずV2よりもフロントの外周が大きくなったのか少し前上がりになったような感覚。

コース&タイヤセットでサスセッティングを決めていた人は、改めて再セッティングが必要かもしれません。

 

立ち上がりもガンガン開けられる

走ってみての感想ですが、進入~立ち上がり全域で、V2よりも接地感(安定感)が増していることがわかりました。

特に顕著に表れるのは、向き変え~立ち上がり。V2なら「(気持ち的な問題かもしれませんが)このバンク角で開けたら滑るかな?」というところでも、ラフにアクセルを開けていける。

滑る気は全くせず、いつもよりも倒せてコーナリングスピード稼ぐことが出来ました。

※実際にレース本番ではグリップ力で勝るスリックタイヤ勢に割って入ることができました!

 

V2よりも確実に進化している!!

V3に合わせたサスセットを決めていけばさらにこのタイヤのポテンシャルを引き出せるかもしれません。

ブレーキを頑張るポイントやアクセルを開け始めるポイントなどすべてV2と異なる走りをしていく必要があると感じました。

ライフに関しては決勝7周(10周のところ赤旗中断でレース成立)しか回っていないので何とも言えません。

ただ、新たな溝のフラッシュパターンを採用し、耐摩耗性に加え、横Gに対する反応性を向上させているようなので、ライフはもしかしたらV2よりも 少々良いかもしれないです。

 

POINT

・V2同様あえて潰しに行かなくても適度につぶれて視線で曲がれる

・接地感(安定感)は進化しており、立ち上がりでもガンガン開けられる。結果コーナリングスピードアップ

・外径が大きくなったのか前上がりになるのでサスセッティングは必要かも

 

本気でサーキットを走るならスパコルV3一択!

今回インプレッションに使用したS1000RR

抜群の性能でサーキットユーザーから圧倒的な支持を得ていたスーパーコルサV2でしたが、

V3はそのV2の持ついい面を活かしつつより高度に進化した全く異次元のタイヤに進化しているようです。

 

実際に今回、インプレッションを担当したライダーを含めスーパーコルサV2でレース経験のあるライダーにV3の感想を取材したところ、

皆さん一様に『V2とは別格の進化を遂げている』『とても良い!』という話が聞けました。

タイヤの進化は日進月歩で各メーカー個性的かつ高性能なタイヤを多数リリースしていますが、

サーキットで活躍するサンデーレーサーにオススメできるタイヤは、まだしばらくピレリのスーパーコルサ一択になりそうです!

 

※ちなみに今回インプレッションを担当した松永選手は絶賛スポンサー募集中だそうです

 

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