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Web!keスタッフ

2018年09月14日

10W-40って何?全合成油って何?知ってるようで知らないオイルについてご紹介

オイル選びで迷わない!意外と知らない粘度の見方やオイルのグレードについてご紹介!

突然ですが、オイルの粘度が10W-40と聞いてそれぞれ何を示しているかわかりますか?

バイクになくてはならないエンジンオイル。そのエンジンオイルのスペックを見てそれぞれが何を表すのかがわかる人は少ないと思います。
今回はそんなオイルの粘度やグレード見方をご紹介します!

目次

 

 

オイルの粘度の見方

 

オイルを選ぶときに必ず目にする10W-40や20W-50といった表記ですが、これは、オイルの粘度を表しています。

Wは「Winter」の頭文字で、前半が低温時の粘度を表し、ハイフン後の数字で高温時の粘度を表しており、簡単に説明するとそのオイルが使用できる環境を示しています。

この表記はSAE粘度分類といい世界共通の規格です。

 

エンジン内部の環境は温度によって変化する物で、エンジン始動時などの温度が低い環境下では動きにくい粘りはパワーのロスにつながり、

逆に高温時はオイルがサラサラになり金属がぶつかりやすくなるので、油膜を維持できる粘り気が必要になります。

エンジン内部がスムーズに動くためには、オイルはネバネバしすぎず、さらさらしすぎない、ちょうどいい状態を保つ必要があります。

そのためオイルにはそれぞれ得意とする環境があり、「硬ければいい」とか「柔らかければいい」ということではありません。

 

 

低温粘度

低温粘度は「どの程度の外気温で使用できるのか」を表しています。

低温粘度指数が低いほど、オイルが柔らかいので、エンジン始動性の向上や燃費の向上が期待できます。

特に冬は外気温が低いためこの影響が出やすく、冬は柔らかいオイルを入れるというライダーもいます。

 

高温粘度

高温粘度は「どのくらい油膜が切れないか」を表しています。

外気温ではなく、油温が100℃のときの動粘度を表しており、オイルの温度上昇に対してどれだけ油膜が切れにくいかを示しています。

この数字が大きいほど熱に強く固いエンジンオイルといえます。

一般的に高回転エンジン、クルマだとターボ車など高い負荷がエンジンにかかる場合に選ばれます。

ただし、高温粘度指数の高すぎるオイルは通常使用時は粘性が下がらないため燃費が悪化しやすいので注意が必要です。

 

オイル粘度の選び方

オイル選びの基本はまずはメーカー指定の粘度です。

多くの車両の場合は純正の粘度で十分ですが、夏と冬でオイルの粘度を固めにしたり柔らかくしたりしてもいいかもしれません。

例外的に過走行の車両はエンジン内部の隙間が金属疲労で大きくなっている場合は油膜の強いオイルで保護する必要があるため少し硬めのオイルがおすすめです

化学合成油と、部分合成油、鉱物油の違い

エンジンオイルは「化学合成油」「部分合成油」「鉱物油」の3つの種類に分類されます。

これはオイルを製造する際の基礎となるベースオイルの種類を表しています。

エンジンオイルはベースオイルに添加剤を配合することで出来ていますが
添加剤は熱に弱く、寿命も短い為、ベースオイルの性能が重要になってきます。


化学合成油(全合成油)

原油に高度な精製を施して、限りなく不純物を排除した高純度オイルです。

特徴として耐熱性の高さと、寒い時期のエンジン始動性の良さが特徴です。

オイルの性能は最強クラスですが高性能なため、価格はその分高めです。


部分合成油

鉱物油や高度水素分解油に化学合成油をブレンドして品質を高めたオイルです。

化学合成油の性能と鉱物油のコストパフォーマンスの2つのメリットを両立したオイルで、

鉱物油のデメリットである揮発性の高さや冬の始動性を化学合成油で補っています。


鉱物油

古くからあるオイルで、原油から不要な有害成分などを取り除き精製されたオイルです。

コストパフォーマンスに優れるため最も普及しているオイルでもあります。

性能面では化学合成、部分合成油に劣りますが、一般的な使用用途では全く問題ない品質が確保されています。

旧車の場合、最新のオイルの強い洗浄能力、添加されている化学物質にガスケットやゴム類が耐えられずオイルが漏れるということがあり得るため、

その対策として古くからある鉱物油が選ばれたりします。

 

 

 

 

オイルの規格の見方

 

オイルには粘度表示以外にも粗悪品を排除し、一定の品質を維持するためにいくつかの規格が存在します。

JASO規格

みなさんは、オイルのJASO規格というものをご存知ですか?「MA、MA1、MA2、MB」という表記で示されています。
実はこれ、そのオイルの摩擦特性を示しています。MAグレードは高摩擦特性で滑りにくく、MBがグレードは低摩擦特性でよく滑るというものです。
このグレードは性能を示すものではなくオイルの特性を示すものです。

多くのMTバイクではMBグレードを使用すると低い摩擦特性によってクラッチが滑る恐れがあるため、MAグレードが推奨されますが、
エンジンだけを潤滑するスクーターは、実は指定オイルがMBグレードという場合がほとんどです。
逆にMBグレード指定のスクーターにMAグレードを入れると抵抗が増えるので燃費悪化などを招くことがあります
指定される規格以外のオイルを使用すると車両の故障を招きかねないのでなるべく指定のオイルを使用しましょう。

 

API規格

オイルのグレード表す規格でガソリンエンジン車はSで始まります。Sの後ろのアルファベットが進むほど性能が向上しています。

必ずしもオイルに記載されているわけではなく、中には試験を受けていないオイルもあります。

使用するエンジンオイルのグレードは、車種ごとに指定される場合がほとんどですので、指定されているグレードを使用するようにしましょう。

 

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いかがでしたか?一般的にオイル交換は3000km~5000kmに一度といわれています。

オイルは高級品を入れればいいというものではありません。車両ごとに適切なオイルを適切な交換スパンで交換することが大切です。

日ごろあまり気にしない方もこれを機に愛車のオイル交換をしてみませんか?

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