| メーカー | YAMAHA | エンジン形式 | 水冷 4st 4気筒 |
|---|---|---|---|
| モデル | YZF-R1 | 最高出力 | 145ps/11000rpm |
| 名称 | YZF-R1 | 最大トルク | 10kg-m/10000rpm |
| 排気量 | 997cc | 乾燥重量 | - |
| 発売年 | 2009年 | 全長・全高・全幅 | 2070×715×1130mm |
| 中心価格帯 (Webikeモトサーチ) |
135 - 140万円 | シート高 | 835mm |
| 低地燃費 | 19km/リットル | 最小回転半径 | - |
| タンク容量 | 18リットル | 定員 | 2人 |
欧州仕様のR1に試乗してから約半年。遂に日本仕様のR1がリリースされた。外観的にはエンジン左側に遮音板が増設されたくらいで、スマートで丁寧な造形はそのまま。カラーバリエーションは欧州仕様と同じだ。もちろんYCC-T、YCC-Iの制御系、レスポンスタッチ変更のDモードも搭載。これまでになく小柄で精悍なR1であり、磨きたくなるような美しさまである。
だがひとつ問題がある。出力規制が撤廃されたとはいえ、騒音規制のために動力性能格差が生まれる日本仕様化である。たしかにスペック上、ピークパワーは40馬力ほどマイナスの145馬力になっている。しかし、バイクはバランスで走るのだ。このR1、牙を抜かれても、爪を丸められてもいなかった。
09年モデルがこれまでのR1と大きく違うのは、270度クランクのツインを180度位相して2つ組み合わせたようなクロスプレーンクランクを採用したこと。これで直4としては革命的に力の質を変えた。恐ろしくドライな感触の、リニアで力強いレスポンスで応える。また、ひとまわり小さくなった印象の車体、フレームも味つけが違う。ねじれ特性を見直し、しなやかだが芯のあるハンドリングと、R1史上、もっとも軽快な身のこなしまで獲得した。これらで、他にない「扱いやすさ」や「愉しさ」を求めたことだ。(TEXT:宮崎敬一郎 PHOTO:赤松 孝)





