| メーカー | YAMAHA | エンジン形式 | 水冷 4st 単気筒 |
|---|---|---|---|
| モデル | マジェスティ | 最高出力 | 19ps/6500rpm |
| 名称 | マジェスティ | 最大トルク | 2.2kg-m/5000rpm |
| 排気量 | 249cc | 乾燥重量 | 175kg |
| 発売年 | 2008年 | 全長・全高・全幅 | 2175×780×1185mm |
| 中心価格帯 (Webikeモトサーチ) |
50 - 55万円 | シート高 | 700mm |
| 低地燃費 | 38km/リットル | 最小回転半径 | 2m |
| タンク容量 | 12リットル | 定員 | 2人 |
フリーウェイ、フュージョンの素材があったとはいえ、現在の「ビッグスクーター」というブームを形作ったのは、まぎれもなく初代マジェスティだ。快適で便利な乗り物という武器を手に、TPOを問わないストリートバイクとして、またタンデムクルーザーとして、アッという間にビッグスクーターを街中に増殖させてしまった立役者だ。
現在では、街を走り回っている軽2輪(250?t以上のオートバイ)のうち、なんと半数以上がスクーター! それもすべて、マジェスティが発火点になって、フォルツァやスカイウェイブがその火をどんどん大きくしたわけだ。
そのマジェスティの最新バージョンは、とにかくスクーターのあるべき姿をもう一度見つめなおした、という印象が強い。今までのマジェスティのキャラクターをすべて強調したのが新型、というわけだ。
走り出してまず感じることは、振動のないスムーズなエンジンパワーフィーリングだ。スロットル開けはじめの低回転から車体をグンと押し出す力があって、回転を上げていっても、気にならないレベルでしかない振動すら伝わってこない。旧型マジェスティでは、シートに、ハンドルに「エンジンがんばってますよ!」と主張するような手応えがあったのに、それすらない。
たとえばスポーツバイクだったら、この「手応え」も重要な演出だけれどマジェスティはスクーター。力感を感じさせる演出よりも、快適さを最優先したのだ。
車体の動きもしかりで、柔らかめのサスペンションがしっかりストロークして「乗り心地」がいい。もちろんソフトさを生かしても、決してくにゃっとしたヤワさがあるわけではないのは、タンデムをしても車体が負けてしまわなかったことでもわかる。ゆっくり流しても、スピードを出しても、ひとりよりもタンデムの時がしっとりと車体が落ち着いたと感じたほどだ。
250?tという限られたキャパシティで排ガス規制をパスし、騒音規制を通すなかで、どうしても非力になってしまう分、コンピューターコントロールのYCC︱ATを追加し、もっと便利になるためにキーレスエントリーも、ボタン式ハンドルロック/シート&給油口&サイドボックスオープン機構も開発した。どんどん、自動車のいいところを採り入れているのも、スクーターの進むべき道を示しているのかもしれない。
先日、レクサスGS450hに試乗するチャンスがあった。エンジンの回転さえ感じさせないハイブリッドの走行フィーリング、道路の轍さえ感じさえないしっとりとしたシャシーとサスペンション。しかも、ペダルを踏むと、グンと速い!
少し大げさだけれど、マジェスティに乗って、僕はすぐにレクサス・ハイブリッドを思い出した。このスクーターは、まぎれもなく高級車を目指している!






