| メーカー | DUCATI | エンジン形式 | 水冷 4st 2気筒 |
|---|---|---|---|
| モデル | 1198S | 最高出力 | 155ps/8000rpm |
| 名称 | 1198S | 最大トルク | 13.4kg-m/8000rpm |
| 排気量 | 1198cc | 乾燥重量 | 169kg |
| 発売年 | 2009年 | 全長・全高・全幅 | - |
| 中心価格帯 (Webikeモトサーチ) |
185 - 190万円 | シート高 | 820mm |
| 低地燃費 | - | 最小回転半径 | - |
| タンク容量 | 16リットル | 定員 | - |
走り屋御用達のナンバーワンブランド・ドゥカティからニューモデルがリリースされた。その名は1198。厳密に言うと1198と先代モデルである1098のデザインは何も変わっていないから、普通だったらマイナーチェンジと呼ぶべきところなんだけど、今回試乗した1198Sの場合、中身の進化が凄すぎてほとんど「フルモデルチェンジ」に近いんじゃないかと思う。
まずはエンジンが進化した。その名の通り排気量が1098ccから100ccボリュームアップ。しかし1198Sの凄いところは、08年に世界スーパーバイクタイトルを獲得した1098Rと同じボアチ~ストロークになっていることなのだ。
確かにコンロッドや吸排気バルブがスチールになったり、クランクの形状や重量バランスが1098Rと違ってはいるけど、最高出力はまったく遜色ないし、クランクが重い分、逆に吹け上がりがマイルドだからアクセル操作がやりやすくなる可能性だってある。レースで得られたノウハウと実績を間髪入れずに次期モデルに突っ込む機敏さは、レース好きなドゥカティらではの熱さだと言えるだろう。
そして1198Sをニューモデルと呼びたくなる最大の原因は、1098シリーズではホモロゲマシンの最上級バージョン「R」にしか装着されていなかったトラクションコントロールシステム(以下TC)を標準装備!していることだ。しかも価格は現行の1098Sのわずかに3万円高!という驚きの価格設定になってるんだから1098Sや1098Rのオーナーからしたら、ちょっと面白くないというか、胸中穏やかじゃいられないかも。おまけにTCは1098Rではスポーツキットに組み替えなきゃならなかった(事実上サーキットでしか使えなかった)のに対し、1198Sは車検が通る状態、つまり街乗りでもガンガンにTCを利かせて走れるのだ。(文:八代俊二 写真:DUCATI)





