| メーカー | YAMAHA | エンジン形式 | 水冷 4st 単気筒 |
|---|---|---|---|
| モデル | WR250R | 最高出力 | 31ps/10000rpm |
| 名称 | WR250R | 最大トルク | 2.4kg-m/8000rpm |
| 排気量 | 249cc | 乾燥重量 | - |
| 発売年 | 2009年 | 全長・全高・全幅 | 2190×810×1235mm |
| 中心価格帯 (Webikeモトサーチ) |
55 - 60万円 | シート高 | 895mm |
| 低地燃費 | 34km/リットル | 最小回転半径 | 2m |
| タンク容量 | 8リットル | 定員 | 2人 |
一切の妥協を廃した「本気仕様」の作り!
ようやくと言うか、待ちに待ったWR250Rがとうとうデビューした。公道を走行できる純粋な市販車としてはかなりハイレベルな仕上りを見せ、その開発コンセプトはなんと「オンオフカテゴリーのYZF-R1」というオフのフラッグシップモデルだ。
まず気になるのは、31PSという圧倒的なスペックを誇るパワーユニット。パッと見た感じはコンペモデルのYZ250Fのようだが、実際はYZの5バルブではなく吸気バルブにチタン製を使用した4バルブユニットとなっている。圧縮比は11.8と市販車としては高く、最高出力の発生回転は1万回転という高回転型ユニットである。
また今回から吸気システムはダウンドラフトのFIを採用。高圧縮とFI化により高いレスポンスをもたらしているが、レイアウト的に管長が短くなってしまうオフロードモデルのエキゾーストはFIの悪いところも出やすい。そこでこのWRはヤマハお得意の排気デバイス・EXUPを装備し、これに対処している。
3分割のフレームはメインにアルミ、ダウンチューブとリアフレームにはスチールを使用していて、ダメージを受けやすいところはパーツ交換が可能。これは個人的にもかなり気に入った。乾燥重量はなんと123kgで設計の古い他メーカーのモデルと比べるのもどうかと思うが、マシンを移動させるだけでもその圧倒的な軽さが伝わってくる。
足周りにも最新のフルアジャスタブルサスが採用され、前後のホイールトラベルも270mmと、この数字を見るだけでも他を圧倒しているのが分かる。今までの市販オフローダーはコスト面からだと思うが、前後サスがどうしても物足りないことが多かったが、WRはこうした点に一切の妥協をしていないのだ。
デザインに関しては色々な意見があると思うが、個人的には「アリ」。YZシリーズの影響がなく、街も走れる市販モデルとして、レーサーとは異なるルックスを与えられているのがとても印象的だ。カタログイメージはオフロードがメインでも、このWRは街にもフィットするのは間違いないだろう。<PHOTO:赤松 孝 TEXT:トニー・シュルツェ/本誌編集部>





