| メーカー | HONDA | エンジン形式 | 水冷 4st 2気筒 |
|---|---|---|---|
| モデル | シャドウクラシック<400> | 最高出力 | 31ps/7000rpm |
| 名称 | シャドウクラシック<400> | 最大トルク | 3.4kg-m/3500rpm |
| 排気量 | 398cc | 乾燥重量 | - |
| 発売年 | 2008年 | 全長・全高・全幅 | 2510×920×1125mm |
| 中心価格帯 (Webikeモトサーチ) |
65 - 70万円 | シート高 | 660mm |
| 低地燃費 | 40km/リットル | 最小回転半径 | 3m |
| タンク容量 | 14リットル | 定員 | 2人 |
今ではクルーザーと呼ばれることが多いアメリカンは本当は一時の流行でしかないはずだった。
映画「イージーライダー」熱にうなされてCBナナハンまでをもチョッパーに仕立て上げた70年代、メーカーカスタムことXS650をはじめ、各メーカーが揃ってアメリカンをラインアップした70年代終盤。
そしてレーサーレプリカブームの対極として始まったネイキッドブームに乗っかるように、90年代はアメリカン、いや正確に言うとスティードブームが巻き起こった。
オートバイの楽しみはハードなスポーツライディング――80年代の幕開け、RZ誕生の頃からそう考えていたのは実は錯覚で、スティードは日本のオートバイ乗りたちにスポーツライディング以外のオートバイの楽しさを教えてくれた。そう、飛ばさずにのんびり走ってもオートバイは楽しいのだ。
スティードの後継モデルであるシャドウのフルモデルチェンジは多分にもれず、排気ガス対策をメインとしたキャブレターからインジェクションへのスイッチ。しかしこれが意外な効果を生んでいた。
先代のシャドウやスティードはよく言えばワイルド、悪く言えばバタバタと回るエンジンがひとつの魅力だった。パワーや回転フィーリングを語るカテゴリーではないし、ズドドドとエンジンの息吹を感じるのも楽しさの一部分だからだ。
しかし、ホンダの誇るフューエルインジェクションシステム、PGM-FIを採用したシャドウは、スロットルの微小開度から回転のツキがよく、そのまま振動やノイズなくスムーズに回転が上がるフィーリングに生まれ変わっていた。
インジェクションを採用するのはよりガソリンを効率よく燃やすのが理由なわけだから、ほんの少しのガソリンの噴射でもキレイにシリンダーに火が回っているような実感があるのは、やはりフューエルインジェクションの効果なのだろう。(撮影:赤松 孝 文:中村浩史)





