RTLは08年型で大幅に改善されました。その前の年にインジェクションのマップを2つ記憶させ、セクションの状況や天候、自分の状態などに合わせてグリップに設けたスイッチで切り替えるというメカと、排気量を260ccにアップするキットで販売したんですけど、これが標準装備になった。名前もこのときRTL250Fから260Fに変わっています。そして今回の09年型では、さらにワークスマシンに近い仕様に仕上げられました。
具体的にどこかと言うと、まずはハンドルバー。レンサル製のテーパーハンドルによって強度が上がり、かつ剛性感もアップ。しかしこれでは少し硬すぎるので、取り付けスパンを狭くすることで少ししなるように改良してあります。トップブリッジも専用で、ステムシャフトはワークスマシンばりにテーパー加工されています。これらでステムまわりが200グラムも軽くなっています。たったそれだけかい?と思ったアナタ。もともと72kgしかないトライアル車でこの数字はデカイんですよ!さらに前後のサスペンションは減衰力調整の幅を20段から25段に増やしています。これらによって乗りやすさ、扱いやすさがボクが全日本で乗っているワークスマシンにかなり近づきました。
この09年型RTL260Fでトライアルの世界を是非とも覗いてみて下さい。ひとりでも多くの人に新しいバイクの世界を味わってほしいと思っています。(REPORT:小川友幸 PHOTO:楠堂亜希)




