| メーカー | HONDA | エンジン形式 | 水冷 4st 単気筒 |
|---|---|---|---|
| モデル | フォルツァZ ABS オーディオパッケージ | 最高出力 | 22ps/7500rpm |
| 名称 | フォルツァZ ABS オーディオパッケージ | 最大トルク | 2.2kg-m/6000rpm |
| 排気量 | 248cc | 乾燥重量 | - |
| 発売年 | 2011年 | 全長・全高・全幅 | 2185×750×1175mm |
| 中心価格帯 (Webikeモトサーチ) |
50 - 55万円 | シート高 | 710mm |
| 低地燃費 | - | 最小回転半径 | 3m |
| タンク容量 | 12リットル | 定員 | 2人 |
全て新設計だからできたプレミアムな静粛性
250ccスクータークラスで高い人気を誇るフォルツァがフルモデルチェンジした。外観的には、フォルムをそのままに面の押し出しや骨太感を明確に打ち出しながら、ディテールまでスキのない質感アップを果たしている。乗車するとハンドルの幅や高さも従来からのコンパクトなライディングポジションを継承しており、女性にも受け入れられやすいはずのポジションだが、長身のライダーでも窮屈感がない。このまとめ具合はさすがである。リアのホイールサイズを12から13インチへアップしたこと、伸び側のサス・ストロークに余裕を持たせたにも関わらず、安心の足着き性としている。ハンドルの切れ角もクラストップであり、狭い場所でのUターンや取り回しでもトップレベルの扱いやすさだ。
フルチェンジの効果をより明確に実感したのは走り出してからだった。もともと静粛性に優れているエンジンがさらに洗練されて高級感をアップさせているだけでなく、クラッチのつながりがとても滑らかになっている。ゆっくりとスロットルを開けていっても車体がブルブルと身震いすることが大幅に減った意味は大きい。ソロでもタンデムでも、発進時の振動はストリートを多用するライダーにとって避けて通れないからだ。滑らかさはクラッチだけではない。バランサーを新たに装備したことで中間加速、高回転までもスムーズに回ることを確認できた。そして、スクーター独特のユニットスイング式はエンジンを車体にマウントする際にゴムブッシュを間にセットするのが通例だが、今回のモデルチェンジでは剛性を高めたバックボーンフレームにCCリンクと呼ばれるリンク形状の見直しと大容量のブッシュを採用することで振動吸収性を高めている。また、ゴムブッシュの大型化は走行距離が伸び、時間も経過することによるダンパー能力低減に対してもメリットがある。(柏 秀樹)








