■デイリーメンテナンス(ロードブーツ&オフブーツ編)■
1.汚れ落とし
通常ブーツのメンテナンスをする際は特に水洗いをする必要はありません。ただ、泥汚れなどが付着したままだと革が傷んでしまいます。外側の汚れはブラシや皮革用の消しゴム等で取り、固く絞った濡れタオルできれいに仕上げてください。
2.乾燥
次にブーツの中に新聞紙などを詰めて風通しのいい日陰で充分に乾かしてください。雨や泥で濡れなくてもブーツは汗によって結構湿っている物なのです。湿ったままだと内装も弱くなりやすいので、乾燥させる事が長持ちの秘訣です。また内装は雑菌が繁殖しやすいので乾燥させることでイヤな臭いを抑えることも出来ます。
※注意※
靴を干す際は直射日光には当てないでください。直射日光の当たるベランダなどで干しますと革が乾燥し過ぎて弾力を失いますし変色してしまいます。人工皮革でも紫外線で劣化してしまうので良くありません。
3.油分の補給
陰干した後は少し油分を補ってあげましょう。ガエルネウォータープルーフポリッシュを少量擦り込めば大丈夫です。ロードブーツの場合は人工皮革なので油分の補給は必要有りませんが、防水性を高めるためとつや出しのために少量塗り込むと良いでしょう。
これで完了です。
4.保管の仕方
ブーツは湿気を嫌いますので保管場所にも気を付けて下さい。風通しの悪いげた箱の隅などに入れて置くとカビが発生する場合があります。
干したり保管する場所は本当ならばげた箱の上や玄関の風通しのいい場所が一番なのですが、なかなか玄関の特等席には居られないようです。
そんなとき芳香性のある木片をブーツに入れて保管すれば湿気も取ってくれ、しかも臭いも気になりません。是非お試し下さい。
保管する前にバックルやスライダーなどに使用されているビスを増し締めしてください。
振動で緩んでいる場合があります。
■リフレッシュ・メンテ(ロードブーツ編)■
汚れは長い間放置するとこびりついてなかなか取れなくなります。そんな時は市販のサドルソープなど皮革用のクリーナーを使用して水洗いしても良いでしょう。
水洗いした後は新聞紙を中に詰めて陰干しをしてください。新聞紙はこまめに替えるといいでしょう。あとはデイリーメンテと同じです。
ロードブーツは人工皮革(ロリカ)を使用しているのでメンテナンスにはさほど気を遣わなくても結構ですが、内装の臭いなどが気になる方は保管時に消臭用の中敷きなどを入れると良いでしょう。
■リフレッシュ・メンテ(オフブーツ編)■
泥だらけになったりしたときは、思い切って水で丸洗いしてしまいましょう。この時高圧洗車機などを使うと思わぬトラブルを引き起こすときがありますのでご注意下さい。
そしてざっと水気を切ったら中に新聞紙を詰めて陰干しします。新聞紙が湿ったらこまめに替えてください。
完全に乾く前の、水分が少し残っている状態でガエルネ・ウオータープルーフポリッシュを塗り込みます。このクリームは防水の機能だけでなく、保革成分も含まれています。ここで気をつけなければならないのがクリームを塗る量です。塗りすぎると革が柔らかくなりすぎてブーツの機能を損なってしまいます。そればかりか柔らかくなりすぎた革は、プラスティック部分との硬さの違いから破損する場合だってあります。適量はよく拭き込んで余分になったクリームは拭き取ってしまうぐらいがいいのです。
この拭き込む際にもブーツの色によって方法が異なります。基本的に白や蛍光色はブーツに塗装している色なのでなかなかクリームが浸透しません。ですからしつこいくらいに拭き込む必要があります。逆に黒や赤・青などは浸透しやすいのでクリームは少量でよい。どちらにせよクリームは少な目にが基本です。
☆ガエルネ・ウォータープルーフポリッシュ
植物性油、硬質性パラフィンミツロウを主成分とし以下のような特徴を持つ。
1.強力な防水
2.保革効果
3.白色の革でも黄ばまない
4.塗った後べたつかない
5.革を必要以上に柔らかくしない
6.縫い目に塗っても良い
防水性を高める働きがあります。保革油として通常時のメンテナンスにも最適です。
■シューズのメンテナンス■
シューズの場合使用方法は色々で、タウンユースの場合はその使用頻度もブーツの比ではないでしょう。人の足が一日にかく汗の量はコップに一杯分とも言われその水分が自然に乾燥するのに3日はかかります。靴を湿ったままにして置くと白いカビが生えて、革の養分を奪ってしまうのです。そうなると革本来の柔軟性や撥水性は失われてしまいます。
それを防ぐためにまずはしっかりと乾かしてあげましょう。新聞紙などで型くずれを防ぎ、陰干しをする。干す前には泥汚れをブラシで落とし、適度な油分を補ってやる。そうする事でほつれや傷みを早期に発見する事が出来るのです。
油分の補給はブーツの時と同様に少ないかな?ぐらいが基本です。量よりもよく磨き込み擦り込む事が大切です。お手入れの道具はブラシとオイルがあれば充分ですが、ブラシは革質によって種類が異なるので、靴の購入と同時にメンテ道具も揃えるといいのですが、基本的に通常の革であれば堅めのブラシとクリーム、それを塗り込む布があれば大丈夫です。その他に底のメンテ用に金属ブラシやクリームを塗った後の仕上げ用の柔らかなブラシもあればよりいいでしょう。
■ヌバック革のお手入れ■