ホンダの若手開発チーム「Nプロジェクト」が、エイプ、ズーマーに続く第3弾として手がけ、2002年6月に発売されたカジュアルスクーター。フロント部分にアルミモジュールフレームを使用したBMXのような軽快なフォルムと、経済性、環境性に優れる水冷4ストエンジン、工具不要で730mmから840mmまで7段階に高さ調整できるサドル型シートが特徴となっている。前後連動コンビブレーキ、シャッター付きメインスイッチ、強化ハンドルロック、キー付き燃料タンクキャップ、イモビアラーム対応ハーネス、U字ロックが固定可能なリアキャリア、補水不要MFバッテリーなど、シンプルな造りながら基本装備も充実している。03年モデルは新色のホワイトを追加し、ホイールカラーをシルバーからブラックに変更。これまで別体だったメインキーと鍵穴シャッターキーを一体化して使い勝手を高めている。